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カテゴリ:症例( 17 )

本態性振戦

本態性振戦、あまり聞きなれない名前ではないでしょうか?

本態性振戦は一般的に不随運動(自分の意思には関係なく)手や足や頭などが振るえてしまう症状です。
非常に多い疾患で65歳以上の5人に1人は症状があるといわれております。

振戦は2種類に分別され、動作時振戦と姿勢振戦にわけられます。
しばしば、パーキンソン病に間違えられて診断されることもあります。

小脳、視床、脳幹などの伝達異常により生じると言われておりますが、はっきりとした原因は不明です。
本態性とは医学で、ある症状・疾患は存在するが、その原因が明らかでないものであることとされております。

先日、来院された患者さんも本態性振戦と診断を受けられました。
脳神経外科、神経内科、心療内科といろいろと受診されたようで、お薬も処方されておりますが医師の説明に納得がいかず、ご自身のポリシーもありお薬は一切飲まれておられないようです。

ある姿勢をとると頭部の振戦が出始めて息苦しくなり、ご自身では血圧が一気に下がるような感じがしたあとに症状が寛解していくようです。

このある姿勢にヒントがあると思い筋肉の治療でなんとか症状が楽にならないかと思われたようです。

首、肩、背中にたくさんの認知覚(あ~そこそこ!、ズ~ンと響く場所)がありました。
ただ、自律神経に作用するようなお薬は拒否されておりますのでトリガーポイントマッサージでどこまで改善されるかは未知数ですが様子を見守っていきたいと思います。
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by naguradou | 2013-04-05 08:19 | 症例

ストレスと不定愁訴

ある女性の患者さんが不定愁訴を主訴(詳細は省きます)として来院されました。

4月の後半からその症状が出始め、近くの専門医院を受診されたようです。

しかし、その医院では原因は分からず大きな病院での精密検査を薦められました。

精密検査でも異常が見つからずに、藁をもすがる思いで当院にお見えになられたようです。

原因が分からず、検査でも異常なしと言われたことでかなりの不安に陥っておられました。

症状を詳しくご説明し、筋肉やストレスが不定愁訴といわれる症状の引き金になることがある等を説明させていただくと安心感からかその場で症状が和らいだと仰っていました。

特に意識に上ってこない(潜在意識)レベルでのストレスが身体に影響を与えることがしばしばあるという事を説明させていただくと「うん、うん」と何か心当たりがあるご様子でした。

患者さんの生活、人生、プライバシーに関わることですのでそれ以上は詮索はいたしません。

このご時世、ノンストレスで生活されている人は誰もいないように思います。ストレスの評価尺度を一部ご紹介していきます。

配偶者の死   100点
 離婚      73点
夫婦別居     65点
拘留または服役  63点
  ・
  ・
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 結婚      50点
 失業      47点
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 妊娠      40点
性的問題     39点
新しい家族ができる39点
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360万円以上の借金 31点
息子や娘の独立  29点
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 休暇      13点
 クリスマス   12点
ささいな法律違反 11点
(Holmes TH. et al: J Psychosomatic Res, 1967 より)

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by naguradou | 2011-05-13 00:56 | 症例

年齢と痛みは関係ない

先日来院された70代の女性患者さんのケース。日頃からスポーツにダンスにと活発に毎日をエンジョイされております。

主訴はしゃがんだ時の右膝の痛み。

先月の3月に転ばれて右膝をぶつけて向うずねまで擦過傷ができる。

擦過傷はきれいに治ったものの、今月に入ってから膝に水が溜り近所の整形外科を受診、後はお決まりのXーP撮影→骨に異常ありません→抜水→湿布。

抜水後また水が溜まったために再度受診され、また抜水。そんなに心配ならMRIを撮ってみてくださいと他院に紹介状を書かれ、他院にてMRI検査を受けられたそうです。

MRI検査後、医師から半月板がすり減ってるので水が溜まり痛みが出ているとの説明をお受けになられました。

その医師に今後の治療指針をお伺いになると患部に一度も触れもせずに、「もう年齢も年齢ですから、治療のしようはありません。手術をしたところで年齢的に治りません」と言われたみたいです。

この医師の言葉は患者さんにとって死刑宣告と言っても過言ではありません。

もう、死ぬまで治らないのかと酷く落胆されたようでした。

問診、動診、触診をしてみると太ももの裏側の筋肉が硬くなり、膝に痛みを出しているようでした。

年齢的なことも考えて太ももの前側の筋肉も同時に処置しました。
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転倒し右膝をぶつける⇒右膝周囲の筋肉がスパズムを起こす+治らないかもしれないという不安な気持ち⇒血流の低下⇒発痛物質の蓄積⇒発痛という感じでMPSが発症したと考えられます。
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by naguradou | 2011-04-19 12:31 | 症例

ふくろう

80代の男性患者さん、主訴は腰から左太ももにかけての痛みと左ふくらはぎのシビレ。

毎年、暖かい時期はお弁当を持って近くの河原で竹細工をされるのが趣味のようですが、寒い冬場は家にこもりっ放しで一歩も外に出ない日のほうが多く、痛みが出だしたのもあり家でふさぎ込んでおられたようです。

触診してみますとやはり高齢という事もあり、そこらじゅうの筋肉が硬くなり、特に腰まわりや左太ももの筋肉、左でん部の筋肉には索状硬結を触知でき、それらの筋肉を押えてみると「あ~先生そこそこ、それやわ~」と仰ってました。

年齢的にもですが、特に左股関節の動きが悪かったので可動域を広げるのと、あ~そこそこ筋を直接リリースしました。

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本日4回目の治療にお見えになり・・・

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こんなに可愛い手作りの”ふくろう”をプレゼントしてくださいました。

1羽、1羽、すすきを材料に手作りされているようで、竹細工のオフシーズン(冬場)に40~50羽作られるみたいです。

早速、受付に飾らせていただきました。
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by naguradou | 2011-02-23 00:47 | 症例

右手の指のしびれ

50代の女性患者さん。主訴は右手の1~3指(親指、人差し指、中指)のしびれ、冷感。

先週末に風邪をひかれて高熱をだし、病院で薬を処方され自宅で療養されておりました。

今週に入り熱も下がりはじめた頃から、右手指のしびれ、冷感が目立ち始めたようです。

薬を処方したドクターにこの事を相談するも「薬の副作用なら両手がしびれる」 「心配やったら脳神経診てもらってください」と血の通わないような説明にあきれておられました。

触察していくと首の筋肉に明らかな硬結部位を触れることが出来、ジャンプサインも呈しておりました。

患者さんには悪い筋肉とそれに伴う、関連痛・しびれを説明させていただきました。

治療後は「指先に血液が通い始めた感じがします」 「指先がポカポカしてきました」 「しびれはほとんどありません」 「先生のところに来てよかった~」と非常に喜んで帰られました。

発熱し自宅で寝込んでおられたので、全身の血液循環が悪くなり、普段はおとなしいトリガーポイント(痛み・しびれの震源地)が活性化してしまったのかもしれません。

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by naguradou | 2011-02-08 14:55 | 症例

MPS+真面目な性格

60歳代の男性の患者さん。主訴は腰~左ふともも裏の絞めつけられる様な痛み。

お話を聞いてみると、スポーツジムでレッグ・カール(ふとももの裏を鍛えるトレーニング)を左脚のみで、週4回、2週間続けられたそうです。

触診していくと、案の定左のふとももの裏側に索状硬結を触知、ふともも下部にはジャンプサイン(飛び上がる程痛い場所)も確認しました。

ふとももの裏側を処置後、腰とお尻の筋肉も同時に治療しました。本日3回目の治療後には症状はかなり改善され、ご本人曰く「極限まで頑張って、痛みも極限まで我慢して、我慢出来なくなったら先生の所に飛び込む。これが私の性格です。」と笑ってジムに向かわれました。

このように、MPS(筋・筋膜性疼痛症候群)過負荷運動、オーバーユース、繰り返しの動作などにより血流が低下し痛みの原因筋が出来上がります。

今回は患者さんの”真面目な性格”も災いしたように思います。
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by naguradou | 2010-10-21 09:00 | 症例

代償性の痛み

60代女性患者さん、主訴は右上腕部の痛み。

既往症として脳梗塞があり、右半身が不自由でウェルニッケ姿勢を呈されています。

整形外科にてレントゲン検査で筋萎縮による上腕骨下方変位はなしと診断されて当院を受診されました。

頚部に症状の再現性があった為、頚部の筋肉を中心に肩甲骨周囲、胸の筋肉を処置しました。

右腕を支える為に、頚部や肩甲骨周囲、胸の筋肉が代償性運動で働きすぎた為にトリーガーポイントを形成、活性化してしまったと考えます。

このように、MPSは基盤に特定の筋肉の使いすぎ、外傷、疲労、冷えなどがあり結果、血流不全を起こしトリガーポイントを形成してしまいます。
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by naguradou | 2010-10-07 11:33 | 症例

夜、眠るのが怖い

30代の女性患者さん。友人の紹介で来院されました。

主訴は就寝中の腰痛。もともと眠りが浅いうえに、痛みで何度も眼が覚めてしまいます。

ゆっくり身体を休めるはずの睡眠がストレスになり、また痛くなったらと不安も加わり症状を悪化させていました。

痛み⇒不眠⇒ストレス・不安⇒痛み増幅⇒不眠・・・と、無限の痛みループが出来上がってしまいます。

1、2回目はMPSや痛みのメカニズムなど説明を交えながら治療し、本日3回目は寝返りが楽にできるように治療しました。

治療後、「眠ることが不安で怖かったけど、最近は痛みが出ないので安心して眠れます」との事。

今日もグッスリ眠ってくださいね。
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by naguradou | 2010-09-28 12:40 | 症例

特別治療のその後

以前のブログで紹介させていただいた60代の女性患者さん。

本日、3回目の特別治療を受けられました。

体調は良好で身体は相変わらず軽く感じておられるみたいです。

治療を受けてからは夜中に何度も起きていたトイレの回数も減り、お通じも良くなり、夜もグッスリ眠れると大変喜んでおられます。

あくまで患者さんの経験談であり、比較対照試験を行ったわけでもありませんが内臓治療の影響は少なからず良い方向に出ていると思います。
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by naguradou | 2010-09-27 17:31 | 症例

ギックリ腰

60代、男性の患者さん。主訴はいわゆるギックリ腰で友人の紹介で来院されました。

長時間、中腰での作業後身体を起こそうとした時に発症されました。

待合室のイスから立ち上がるのも一苦労で、歩行も身体を曲げたままソロリソロリ。ベッドにあがるのも困難な様子でした。

ベッドに座っていただいたまま触診していくと、腹部の筋肉が異常に硬くなり、まさに鉄板が入っているという感じでした。

座ったまま腹部の筋肉をリリースし、次いでベッドにあがっていただき他の原因筋を処置しました。

治療後は身体もしっかりと伸び、歩行もスムーズになって大変喜ばれて帰られました。

本日、3回目の治療に来られましたが症状はいたって良好です。
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              赤いペイントが鉄板のように硬くなっていた筋肉です。

春と秋はギックリ腰が多い季節です。皆さんも長時間の同姿勢での作業や不自然な姿勢、オーバーユース、冷えにはくれぐれも御注意ください。
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by naguradou | 2010-09-17 13:53 | 症例
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名倉堂接骨院を愛してくださるファンのみなさまへ・・・


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